静岡県にあるサーキット場で２６日に報道陣に公開されたバイクのような物。よく見ると、プロペラに似た物がついています。

記者
「大小６つのプロペラが勢いよく回ってきました。離れているここまでもごう音が届いています。大きな車体が今、浮きました！」

エンジンとモーターでプロペラを回して浮上する世界初の「空飛ぶバイク」と称される物です。その光景はまるでＳＦ映画のよう。

全長は３．７ｍ、地上から３メートルほどの高さで飛行でき、最高時速は１００キロ。飛行可能時間は４０分ほどだといいます。

東京の企業が２０１７年から開発を進め、世界で初めて実用化に成功。そのお値段は、なんと７７７０万円です。２００台限定で２６日から販売の予約を開始しました。

また、この企業は「空飛ぶバイク」の社会実験に協力してもらうため、山梨県と協定を締結しました。

開発者は「都心からも近い山梨で実証実験を行い、将来的には公道での使用を目指したい」と話しています。