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検査パッケージ 京都の料亭で実証実験開始

2021年10月21日 13:48
検査パッケージ 京都の料亭で実証実験開始

行動制限の緩和に向けて政府が行う飲食店での「ワクチン・検査パッケージ」の実証実験が全国に先駆けて京都の料亭で始まりました。

21日に実証実験が始まったのは京都にある23の料亭で、観光地・嵐山にある料亭では、従業員が客のワクチン接種証明を確認しました。

実証実験では入店時に接種証明やPCR検査の陰性証明が確認できれば、5人以上での会食もできるとしています。参加する料亭では証明の確認の仕方や二酸化炭素濃度の測定などの感染対策の検証に加え、利用客に対しては証明の提出などについてアンケートを行います。

6人で来店した客は「誘われることも誘うこともなくなったので、きょうはうきうきしてきました。一緒に食事する人が安心できるのであれば(証明書を示すのは)当然するべきことじゃないかなと」

実験に参加 嵐山辨慶・磯橋輝彦社長「慣れていないところがたくさんあると思いますけど、一つ一つ協力できることはして、元の経済活動になんとか戻らないかなと」

京都での実験は来月3日までで、22日以降、北海道や福岡県などでも順次始まります。