山梨県甲府市の住宅街にイノシシが出没し、県道沿いのコンビニに入り込み、猟友会のメンバーなど６人がかみつかれるなどして軽いケガをしました。

山梨県甲府市のコンビニには、何人もの警察官の姿がありました。

自動ドアの周辺に、はられた網。そして、猟友会が鋭い棒を持って、店内へと入っていきます。

１０月３０日、甲府市の住宅街にイノシシが出没しました。県道沿いのコンビニへと入り込んだのです。

その様子を、警察官が外からうかがいます。

コンビニに“ろう城”する形となったイノシシ。

店内でイノシシ目撃・コンビニ店員「レジを打っていた（店員の）男の子が『イノシシが入ってきた』って言って、大きいワンちゃんが入ってきたのかなと思ったけど、形も違うし怖いなと思いました」

店員によりますと、お客さんのあとについて、一緒に店内へと入ってきたというイノシシ。すると、足にケガをしていたイノシシは、興奮状態のまま、店内を走り始めたと言います。

店内でイノシシ目撃・コンビニ店員「ケガをしているから（店内に）血の跡がずっとあって、興奮状態だからあっちにぶつかりこっちにぶつかりやってるから、それ見ているだけで怖かったです」

この時、店内には数人のお客さんもいました。

そして、およそ１時間半後、イノシシが捕獲されました。

捕獲されたイノシシは体長１メートルほど。

お客さんは無事でしたが、猟友会のメンバーなど６人がかみつかれるなどして軽いケガをしたということです。