北海道で猛烈な雨 土砂災害など厳重警戒
北海道では大気の状態が非常に不安定となっていて、木古内では1時間に136.5ミリの猛烈な雨が降りました。地盤が緩んでいる所があり、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
北海道は、上空に寒気を伴った低気圧が近づき、南からは暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。
渡島地方では、局地的に雷雲が発達して同じよう場所で雨が降り続いており、木古内では午後1時34分までの1時間に136.5ミリの猛烈な雨を観測しました。1時間雨量としては観測史上最大の大雨です。
気象庁は、数年に一度の大雨となり、災害が起きるおそれが高まっているとして、午後1時過ぎに「記録的短時間大雨情報」を発表しました。2日(火)夕方までは、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水・氾濫に厳重な警戒が必要です。
また、大気の不安定な状態は3日(水)にかけて続きます。3日(水)も、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、引き続き、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうに注意が必要です。