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国交省など“軽石”効率的な回収検討会議

2021年11月5日 20:33

大量の軽石が沖縄県を中心に各地に漂着している問題で、国土交通省などは5日、効率的に回収する方法を検討する会議を開催しました。

軽石は現在、確認されているだけで沖縄県と鹿児島県の81の港に漂着し、船が出港できなくなるなどの影響が出ています。

5日、国土交通省や水産庁、関係団体などが集まった会議では、軽石を迅速かつ効率的に回収する方法について意見交換が行われました。

具体的には、ポンプで吸い込む方法や、ショベルカーにメッシュの網を装着してすくう方法など、すでに現場で用いられている作業の現状が紹介されたということです。

国交省は、「今後、本州や四国で被害が出ることも想定し、広域的な対応に備える必要がある」として、段階的に情報発信を行うとともに、今月中に検討結果をとりまとめる方針です。