西村氏とイベント関係者ら“対策”意見交換
新型コロナ対策をめぐり、西村経済再生担当大臣とイベント関係者らが意見交換を行い、イベント関係者は実証実験の一環として、10月をめどに、アリーナクラスの会場で1万人規模のイベントを行いたいとの意向を示しました。
政府は11月をめどに、ワクチン接種や陰性証明を活用し制限を緩和する方針です。これに先立ち、来月にも実証実験を行う方針で、西村大臣は午前のスポーツ関係者らに続いて、午後はイベント関係者と意見交換を行いました。
この中でイベント関係者は、10月をめどに、ある程度大きいアリーナクラスの会場で、これまでの5000人の上限を1万人程度に引き上げて実証実験を行いたい考えを明らかにしました。
イベントは、プロ野球やJリーグなどに比べて早くからチケットを発売するため、どのように新たなチケットを配分するか、今後、検討するとしています。
イベント業界をめぐっては、自治体の要請で地方のフェスが中止になるなど、政府と自治体との間で考え方に温度差があるということです。イベント関係者は、どこが基準を決めるのか明確にするよう要請しました。