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新しい島『福徳岡ノ場』 周辺には“軽石”

2021年11月13日 0:55

海上保安庁は、海底火山の噴火により形成された小笠原諸島の新しい島『福徳岡ノ場』の最新映像を公開しました。周辺には軽石とみられる浮遊物が確認されたということです。

11日に撮影された「福徳岡ノ場」の映像からは、島の一部から白い噴気が立ち上っている様子がわかります。

海上保安庁によりますと、今月1日と比べて台地部分はやや縮小しているものの、島の大きさに大きな変化は見られなかったということです。

また、島の南東およそ20キロメートル付近に軽石とみられる浮遊物が確認されました。量は多くはなく、点在している状態だということです。

調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は、「福徳岡ノ場における海底火山活動は沈静化したとは言えず、熱活動もいまだに活発な状態」とコメントしています。