鹿児島で鳥インフル 国内養鶏場今季2例目
鹿児島県出水市の養鶏場で、複数の死んだニワトリが見つかり、遺伝子検査の結果、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。養鶏場での確認は、今シーズン、秋田県に続き国内2例目です。
高病原性の鳥インフルエンザが確認されたのは、鹿児島県出水市の採卵農場です。この農場では12日、複数の死んだニワトリが見つかっていて、遺伝子検査の結果、H5亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
鹿児島県は、13日朝からこの農場で飼育されているニワトリおよそ3万8500羽の殺処分を始めています。
さらに、半径3キロ圏内にある23の農場にはニワトリや卵の移動制限をかけ、10キロ圏内にある96の農場には搬出制限をかける措置がとられます。
国内最大級のツルの越冬地として知られる出水市では、今月8日に、ツルのねぐらから採取した水から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されていました。
養鶏場での確認は、今シーズン、秋田県に続き国内2例目です。