迷子の3歳男児を保護 中学生がお手柄
習い事から帰宅する途中に、母親とはぐれてしまったという3歳の男の子。1人で立っていることに違和感を覚えた千葉市の中学3年生、庄司翠さんは、すかさず声をかけたといいます。
千葉西警察署 菅谷勝美署長
「今回はありがとうございました」
26日、感謝状を受け取ったのは、千葉市の中学3年生、庄司翠さんです。
千葉市の中学3年生 庄司翠さん
「自分自身そこまでのことをしたつもりはないんですけど、(感謝状を)もらって、うれしく思っています」
控えめに答えてくれた庄司さん。そのお手柄とは…
庄司翠さん
「ここに1人、3歳の子がいて、話しかけてみたら泣きそうになってました。お母さんに会いたいといって」
10月25日の午後4時ごろ、迷子になっていた3歳の男の子を見つけると、1人で立っていることに違和感を覚え、すかさず声をかけたといいます。
母親と一緒に習い事から帰宅する途中にはぐれてしまったという男の子。
庄司翠さん
「(男の子は)お母さんは家でご飯を作っていると言っていたんですけど、お母さん捜していたらしくて。(男の子が住む)マンションがあっちの方にあるんですけど、そのマンションに送り届けて」
およそ20分後、マンションの管理人に男の子を預けると、そこに行方を捜していた母親も戻ってきて、親子は再会しました。
庄司翠さん
「声かけてなかったら、なにかあったかもしれないし、少し助けになれたのでよかったかな」