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和歌山震度5弱 中学校で教室の天井板落下

2021年12月3日 16:10
和歌山震度5弱 中学校で教室の天井板落下

3日午前9時半ごろ、紀伊水道を震源とする地震があり、和歌山県御坊市で震度5弱の揺れを観測しました。

震度5弱を観測した和歌山県の御坊市役所では、庁舎の窓ガラスにテープで補修した箇所がいくつもみられますが、今回の地震で窓ガラス30枚ほどにヒビが入るなどし、職員などおよそ200人が一時、屋外に避難しました。

紀伊水道を震源とする地震は、3日午前9時半ごろに発生しました。市内の防犯カメラの映像では、揺れが20秒近く続いたことが確認できました。

御坊中学校では、長さ1メートル80センチ、幅およそ45センチの教室の天井の板が落下したほか、市内の喫茶店では、ショーケースが割れるなどの被害がありました。

ATARU.CAFE 中村直樹オーナー「(ガラスの)破片がすごく飛び散っているので、営業するためにはいったん全部出してガラスの破片を取り除きたい」

御坊市民からは、「これから数日は余震が心配だ」などと不安の声も聞かれました。