和歌山で震度5弱 市役所の窓ガラスにヒビ
3日、山梨県と和歌山県で、震度5弱を観測する地震がありました。
3日午前9時28分ごろ、和歌山県で震度5弱を観測する強い地震がありました。津波の心配はないということです。
震度4を観測した和歌山県すさみ町の地震発生時の様子は、小刻みな揺れが大きくなり、揺れは30秒近く続きました。
震源地は紀伊水道で、震源の深さは18キロ。地震の規模を示すマグニチュードは5.4と推定されています。
この地震で、和歌山県御坊市で震度5弱の強い揺れを観測したほか、近畿や四国など広い範囲で震度4を観測しました。
震度5弱の揺れを観測した御坊市では、市役所の地下から5階の窓ガラス26枚にヒビが入るなどしました。けが人はいないということです。
御坊市役所の職員「10秒15秒くらい小刻みに最初に揺れた。窓口にいた住民もいたので避難を促しました」
和歌山県庁などによりますと、このほかに被害の情報は入っていません。
県内の鉄道は、一時運転を見合わせましたが、すべての路線で運転を再開しています。また、電気や水道などへの影響はないということです。
和歌山県で震度5弱の揺れを観測したのは、今年3月15日に、和歌山県北部を震源としたマグニチュード4.6の地震以来です。