ナミビアから入国の男の子 オミクロン株か
アフリカ南部のナミビアから先月28日に成田空港に入国した10歳未満の男の子が、新型コロナウイルス検査で陽性だったと厚生労働省が発表しました。オミクロン株への感染か、国立感染症研究所が調べます。
厚労省によりますと、新型コロナウイルスの検査で陽性だったのは、アフリカ南部のナミビアから先月28日に成田空港に入国した10歳未満の男の子です。
男の子は入国時は症状はなく陰性でしたが、4日、陽性と判明しました。
懸念される新たな変異株オミクロン株への感染がないか、国立感染症研究所がゲノム解析を行い調べます。
この男の子が入国したのと同じ先月28日には、成田空港に入国したナミビア人の外交官が国内で初めてオミクロン株に感染しているのが確認されていて、外交官の家族2人を含め、同じ機内の乗客全員が濃厚接触者として施設などで待機し、健康観察を続けています。