不正で辞職の前町長が再び当選 真鶴町
自らの選挙に選挙人名簿を不正に利用した問題で辞職した神奈川県真鶴町の前町長が、出直しの町長選挙で再び当選しました。
真鶴町前町長・松本一彦氏「信頼の回復はそう簡単ではありません。町民の皆様に一生をかけて、私の人生をかけて謝罪をしていきたいと思います」
自らの不正の発覚で辞職した真鶴町の松本一彦前町長の出直し選となる町長選挙は19日に投開票され、松本氏のほか元町長や元町議など3人が立候補していましたが、松本氏は、元町長の宇賀一章氏を88票差の僅差で破り、再選を果たしました。
松本氏は、初当選となった去年の町長選の際、自らの選挙に利用するため、当時、職員をしていた町役場から有権者の個人情報が記載された選挙人名簿を不正にコピーしていたことが発覚し、先月辞職しました。
しかし、「町民から頑張ってほしいとの声を多くいただいた」として、出直しの町長選挙に出馬し、再選となりました。