放火殺人受け 歌舞伎町ビルに立ち入り検査
大阪・北新地のビルで起きた放火殺人事件を受け、東京消防庁は21日、新宿・歌舞伎町のビルなどに一斉立ち入り検査を行い、避難経路の確認などをしました。
午後6時ごろから新宿・歌舞伎町で行われた立ち入り検査は、東京消防庁の隊員らが階段に物が置かれていないか、防火扉が正しく設置されているかなどを確認して回りました。
東京消防庁の管内には大阪・北新地のビルと似た不特定多数が利用する構造のビルが、およそ8000棟あり過去に違反があったビルなどを中心に2300棟ほどを検査するということです。
2001年の44人が死亡した歌舞伎町のビル火災以降、東京消防庁は立ち入り検査を強化していて、「正しく管理することで、被害を防いで欲しい」としています。