サッカー伊東純也選手が“逆告訴” 性加害告訴めぐり…「虚偽告訴容疑」で
女性への性加害で刑事告訴されていたことが明らかとなった、サッカー日本代表の伊東純也選手。性加害はなかったとして、「虚偽告訴容疑」の告訴状を警察に提出したことが新たにわかりました。
◇
サッカー日本代表、伊東純也選手(30)。
関係者によると、2人の女性に対する性加害があったとして、先月、告訴状が提出され、警察が受理していたことがわかりました。
カタールで開催されている、アジアカップの代表に選ばれている伊東選手。1月31日のバーレーン戦では、ベンチ入りしていましたが、出場することはありませんでした。
そして1日夜、日本サッカー協会は、伊東選手がチームを離脱するとコメントを発表しました。
日本サッカー協会
「伊東純也選手が、チームを離脱することになりましたので、お知らせします。」
関係者によると、女性2人は、去年6月、大阪市内のホテルで伊東選手に酒を飲まされ、意識不明になったうえ、性的暴行を加えられたと主張しています。
これに対し、伊東選手側は、1日、“性加害はなかった”として、虚偽告訴の疑いで告訴状を警察に提出し、受理されたことが明らかになりました。
◇
真っ向から双方の主張が食い違うなか、代表チームから伊東選手の離脱が発表されました。
日本サッカー協会(伊東選手の離脱について)
「報道されている事実関係の内容について、当事者の主張が異なっていると理解しており、 慎重な対応が求められると考えています」
日本サッカー協会は、伊東選手の心身のコンディションを考慮した結果だと説明しています。
また、伊東選手が所属するフランスのクラブチームも1日夜、次のようなコメントを発表しました。
スタッド・ランス(所属チーム) クラブのHPより
「具体性のある材料が出てくるのを待ち、捜査の推移を慎重に見守って参ります」
(2月1日放送『news zero』より)