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JR山手線一部区間で2日間“運休” 目白では「陸の孤島の日」 土日も通勤する人は…

2023年1月7日 1:52
JR山手線一部区間で2日間“運休” 目白では「陸の孤島の日」 土日も通勤する人は…

渋谷駅周辺の再開発に伴う改良工事のため、7日から2日間にわたり、JR山手線外回りの大崎から池袋までの区間が終日運休します。山手線しか停車しない目白駅は、大きな影響を受けます。また、土日も目白駅に通勤しなければならない人たちは、対策を強いられていました。

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多くの人が利用するJR渋谷駅では6日夜、山手線の一部区間の運休を知らせるポスターが、改札周辺の至る所に張られているのが確認できました。

通勤で五反田駅利用(30)
「(土日)どっちも仕事なので、五反田→渋谷の山手線なので、もろ…多分、全部使えない」

土日の2日間、終日運休するのは、JR山手線外回りの大崎から池袋までの区間。池袋から大崎までは、午前10時~午後4時の間、通常の3~4割ほどに本数を減らします。一方、内回りは運休しないものの、池袋から大崎までの本数を日中、約7割に減らして運転。2日間で、約53万人に影響が出るということです。

JR渋谷駅ホームでは6日午前、駅員に確認する人も見られました。

駅員
「大崎からは埼京線があるので、埼京線も動いているので、1番線に来る山手線外回り電車だけが運転見合わせになります」

利用者
「新宿に大崎から行きたい場合は…」

駅員
「埼京線で大丈夫」

今回の運休は、渋谷駅周辺の再開発に伴う改良工事のため実施されます。

ある結婚相談所は、Twitter上で「1月7日から8日、都内でお見合いの方は山手線運休もあるので、必ず迂回ルートを前日には確認しておいてくださいね! 遅刻はお見合いの致命傷になります!」と呼びかけていました。

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そして、大きな影響を受けるのが、山手線しか通っていない駅の1つ、目白駅です。

目白駅の近くにある、かものローストなどフランス料理を提供する飲食店では、客からのキャンセルが相次いでいました。

飲食店
「土曜日4件、日曜日2件キャンセルが入った。運休というのを知って『(来店が)なかなか難しいかもね』って、キャンセルの連絡が来る。普段に比べてやっぱり(キャンセルは)多いですね」

通勤で目白駅を利用する50代の人からは「住民の方は“陸の孤島の日”と認識して、なんか対策してるらしいです」との話も聞かれました。

土曜日も仕事だという、通勤で新宿駅から目白駅まで行く男性に話を聞きました。

通勤で目白駅利用(20代)
「自転車で行くしかないですね」

営業職で、普段から持ち歩く折りたたみ自転車での出勤を考えていました。

通勤で目白駅利用(20代)
「わりかし遠いですね。(新宿から自転車で)20分くらいかかる」

――どう思います?

通勤で目白駅利用(20代)
「まあ頑張るしかないなって…。(土曜日は)早めに出発して頑張ります」

勤務先が目白だという人は「土日もお仕事なので。まさにちょっと困る感じ。高田馬場駅からバスで行こうと…ちょっと不便だなっていう」と話していました。

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渋谷駅の大規模工事は2021年10月にも、土日の2日間にわたって山手線内回りの一部区間を運休して行われました。

今回の工事は、現在、別々になっている山手線の内回りと外回りのホームを“統合”するのが目的です。外回りの線路を移動させ、来週月曜日の9日には、1つに統合されるということです。

この土日の7・8日、山手線と並行して走る埼京線や湘南新宿ラインは混雑が予想されるため、JR東日本は、振り替え輸送を行う他の路線の利用などを呼びかけています。

(『news zero』より)

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