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JR山手線“運休”に…大崎~池袋の“外回り” 目白駅は「陸の孤島」危機

2023年1月6日 21:49
JR山手線“運休”に…大崎~池袋の“外回り” 目白駅は「陸の孤島」危機

東京・JR渋谷駅には6日午前、「終日運休のお知らせ」が掲示されていました。7日からの2日間、渋谷を含むJR山手線の一部区間が始発から終電まで、運休となるのです。

今回、終日運休する山手線の区間は、“外回り”の大崎駅から池袋駅までです。逆の“内回り”は運行しますが、池袋から大崎までは日中、通常の7割ほどに本数を減らして運転します。

このことで、大きな影響を受けそうなのが、新宿駅と池袋駅の間にある駅の中で、山手線しか停車しない目白駅の利用者です。目白駅が最寄りという男性は、買い物のため池袋駅を通る予定でしたが、電車が運休になってしまいました。

目白駅が最寄りの住民
「(池袋駅まで歩くと)22分ありますね。やっぱりいやですよ。30分近くなると」

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新宿駅から、勤務先がある目白駅に向かう男性は運休のため、「自転車で行くしかないですね」と話していました。

営業職のため、普段から持ち歩いている折りたたみ自転車で20分ほどかけて出勤することを考えていました。男性は「早めに出発して、頑張ります」と話しました。

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山手線の運休で、“陸の孤島”となりかねない目白駅で、飲食店には既に影響が出ています。カモのローストなどフランス料理を提供する「ブラッスリー ラ・ムジカ」では、(運休となる)土日に予約を入れていたお客さんから、キャンセルが6件相次いだといいます。

最寄りが目白駅「ブラッスリー ラ・ムジカ」梶村良仁オーナーシェフ
「運休というのを知って、実際に『(来店が)なかなか難しいかもね』ってなる形で」

運休区間となる高田馬場駅の近くにあるニットの直しを専門に行う「フィットニット」では、大きな決断をしました。高田馬場駅へは他の路線を使って向かうこともできますが、従業員の負担を考え、7日は休業することにしたのです。

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大規模な運休の理由は、駅周辺の再開発に伴う、渋谷駅の改良工事です。現在、渋谷駅では山手線の“内回り”と“外回り”のホームは別々になっていますが、9日には「1つのホーム」に統合されるということです。

7日からの2日間は混雑が予想されるため、JR東日本は、振替輸送を行う他の路線の利用などを呼びかけています。

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