能登豪雨 7人死亡、6人の行方や安否わからず
石川県・能登地方の豪雨では7人が死亡し、6人の行方や安否がわからないままです。捜索などが続くなか、住民らはがれきや泥などの撤去に追われています。
輪島市東部の町野町は、21日の記録的な大雨により地区内の川が氾濫し、大量の流木や土砂が町を襲いました。
周辺の道路では土砂崩れが相次ぎ、地区全体が一時孤立状態となっていました。一部の住民はヘリコプターで救助されましたが、これまでに80代の男女3人の死亡が確認されています。
孤立状態は解消しましたが、1月の地震で被害を受けていた住宅には、泥水やがれきが流れこみ、今も多くの世帯で断水の状態が続いています。
仮設住宅に住む住民
「結構大きい家だけど全部水浸し。玄関の横に置いていたひな人形から何からみんな流されてしまった。(1月の)地震より悪いわ」
また、輪島市久手川町では、女子中学生らの安否がわかっておらず、警察などが捜索を続けています。