数年に一度の最強寒波 岐阜・白川村の現在の様子は…178センチ積雪、大雪警報も
数年に一度の大寒波が長期間、居座るため、週末にかけて、日本海側を中心に猛吹雪や大雪が続く恐れがあり、警戒が必要です。現在の状況を岐阜県白川村から中継でお伝えします。
大雪警報が出ている岐阜県白川村に来ています。きょう4日のお昼前は雪の勢いが弱くなっていた時間もありましたが、午後になり、また強く降っています。
視界もかなり悪く、白川郷の合掌造りの集落も、景色が少し見にくくなっています。
また、春節最終日ということもあり、中国人観光客の姿も多く見られましたが、中には雪道で苦労しながらスーツケースを引いている人の姿も見られました。
気象庁によりますと、白川村では4日午後4時現在で178センチの積雪が観測されていて、3日から、およそ40センチ以上、増えています。
ここまでの道中では、除雪車が作業しているところにも遭遇しましたが、作業のため車の通行が少し滞っている場面も見られました。
岐阜県では4日午後5時現在、5の市町で大雪警報が出ており、山地を中心に、4日夜初め頃から5日夜にかけて警報級の大雪が続く見込みです。
また今後、北風が吹くことで雪雲が南下し、岐阜市や名古屋市といった濃尾平野でも雪が降る可能性があり、警戒が必要です。