沖縄・那覇市で南西諸島「防衛力強化」などへの反対集会
去年12月に閣議決定されたいわゆる安保関連3文書がうたう南西諸島の防衛力強化や、「反撃能力」とされる射程の長いミサイル配備などに反対する集会が、26日、沖縄県那覇市で開かれました。
実行委員長・具志堅隆松さん「私たちが今選択するべきはシェルターとか避難ではなく、ここ沖縄を戦場にさせないということです」
この集会は、南西諸島の防衛力強化や敵基地も射程に入るミサイルの配備などによって、いわゆる「台湾有事」の際に沖縄が再び戦場となる危険性が高まるとして、沖縄県内の市民団体およそ70団体が呼びかけて、那覇市で開かれたものです。主催者発表によりますと、集会にはおよそ1600人が参加したということです。
集会宣言「私たち沖縄県民は『命どぅ宝』を大切にしてきました。人を殺すことも、また殺されることも望みません」
集会の後、参加者らはプラカードなどを手に市内をデモ行進しました。