【惜しまれつつ閉店】歌舞伎俳優にも愛された“つくだ煮”の名店 1890年代に台湾で創業・中目黒の書店も…
惜しまれつつ閉店する店があります。
秘伝のたれをかけたワカサギの煮付けや、たらこなどおよそ40種類。ついついご飯がほしくなってしまうような、あまからい香りが漂う、1957年に東京・江東区で創業したつくだ煮の専門店「佃宝」(つくほう)です。歌舞伎俳優にも愛された店ですが、創業者夫婦が亡くなったことなどから、12月30日で閉店することを決めました。創業者の味を受け継いできた「佃宝」3代目の鈴木正信さんは、新たな「佃宝」としての再出発をめざします。
東京・中目黒にも、長い歴史に幕を閉じる決断をした書店がありました。1890年代に台湾の台北で開業し、戦後、1947年に2代目が日本に戻ってきて、中目黒に店をかまえた「新高堂書店」です。現在は5代目となる梅田美音さんが店を継ぎましたが、電子書籍などの普及で書店の経営が立ちゆかなくなり、閉店することにしたのです。SNSで閉店のお知らせをすると、台湾から訪れるお客さんが急に増えたといいます。
※詳しくは動画をご覧ください(12月8日放送『news every.』より)