2度の“震度7”熊本地震から6年 各地で追悼行事
震度7の揺れに2度襲われた熊本地震から14日で6年です。熊本県内では追悼行事が開かれています。
去年4月に完全復旧した熊本城の天守閣。新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われ、一般公開の延期を余儀なくされた時期もありました。現在は入口にバリアフリー対応のスロープも完成。勇壮な天守閣を楽しもうと観光客の姿も戻ってきました。
2016年に発生した熊本地震では4月14日と16日に観測史上初めて震度7の揺れに2度見舞われました。県内ではおよそ20万棟の住宅が全半壊するなどの被害を受けて関連死を含めると273人が亡くなりました。
あの日から14日で6年。14日朝から県内各地で追悼行事が行われていて、熊本県庁では午前10時から犠牲者追悼式が始まりました。現在、遺族を代表して本震で母親を亡くした御船町の持田佳征さん(54)が追悼の言葉を述べています。
熊本は14日、鎮魂の祈りに包まれます。