2年ぶりイースターを祝う行事 人々を鞭でたたき… エルサルバドル
エルサルバドルで、2年ぶりにイースターを祝うセレモニーが行われました。鞭を手にした赤い服を着た人々がたたいたのは町の人です。
◇
エルサルバドル・テシステペケ。道には赤い服を着た人々があふれていました。その手には鞭が握られています。そして、なんと、町の人々をたたき始めました。
しかし、なにやら楽しそうです。実はこれは、エルサルバドルで行われたイースターを祝うセレモニーです。
ロイター通信によりますと、これは悪魔に扮(ふん)した男たちが人々を鞭でたたき、その罪を罰するという伝統的な儀式だということです。
エルサルバドルでは新規感染者が少ない状態が続いていて、2年ぶりの開催となりました。
参加者
「伝統を失わないように努めてきて、2年ぶりの再開でやる気が出ています」
少し痛そうではありますが、人々に笑顔が戻っていました。