警察庁 各県警など集め大規模な捜査会議…“同一犯行団”の強盗事件など受け 「警察捜査の真価が問われる」
関東を中心に全国で同一の犯行グループが関わったとみられる強盗事件などが相次いでいることを受け、警察庁は27日、各県警などを集め、大規模な捜査会議を行いました。
警察庁・渡辺国佳刑事局長「今回の一連の強盗等事件は社会的反響が大変に高く、警察捜査の真価が問われると言っても過言ではないというふうに思います」
27日の捜査会議には、同一の犯行グループが関わったとみられる強盗などの事件が発生している8都県の刑事部長や、関連を調べている6府県の刑事部長が出席しています。
警察庁によりますと、同一グループによる犯行と疑われる事件は、1月19日に東京・狛江市で起きた強盗殺人事件など、1都7県で14の事件に及んでいて、これまでに実行役として逮捕された容疑者は30人以上にのぼるということです。
警察庁は会議で情報共有を行い、犯行グループの指示役や首謀者の検挙につなげたいとしています。