“薬物密輸”巻き込まれぬよう注意呼びかけ イベントにピーポくんとカスタム君も
警視庁などが、海外渡航者に向けて薬物の密輸に巻き込まれないよう注意を呼びかけました。
10日、羽田空港で行われたイベントに登場したのは、警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」と税関のキャラクター「カスタム君」。春休みや卒業旅行で海外渡航する人が増える時期を前に、警視庁や東京税関などが企画したもので、薬物の密輸に巻き込まれないよう注意を呼びかけました。
警視庁によりますと、海外渡航者が「運び屋」となり、薬物が日本国内に密輸される事例が近年増加していて、去年は新型コロナによる入国制限が緩和されるまで摘発はありませんでしたが、緩和された10月以降に12人摘発されたということです。
警視庁などは「渡航先で『お土産に』などと荷物を渡されても安易に受け取らないようにしてほしい」と呼びかけました。