東京・銀座の時計店で高級時計が奪われた強盗事件で、実行役の男の1人が「まだ大丈夫。あと30秒はいける」と指示を出しながら、腕時計を奪っていたとみられることがわかりました。

8日、中央区銀座の時計店に仮面をかぶった3人組の男が押し入り、店員らに刃物を突きつけ「伏せろ。殺すぞ」などと脅し、100点以上の高級腕時計を奪って逃走しました。

その後の捜査関係者への取材で、実行役の男の1人が「まだ大丈夫。あと30秒はいける」などと他のメンバーに指示を出しながら、腕時計を奪っていたとみられることがわかりました。

また、防犯カメラの捜査などから、犯行時間は2分ほどとみられています。

犯行グループとみられる16歳から19歳の少年4人は、港区赤坂のマンションに侵入したなどとして逮捕されていて、警視庁は少年4人が強盗事件に関与しているとみて捜査をすすめています。