子どもの急性肝炎疑い 新たに11人報告 累計58人に
原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例について、厚生労働省は新たに11人の報告があったと発表しました。これで累計が58人となりました。
厚労省によりますと、新たに、原因不明の子どもの急性肝炎の疑いがある事例として、16日までに11人の報告があり、累計が58人になったということです。
これまでに報告があった58人はいずれも肝移植はしておらず、新型コロナウイルスは5人が陽性、アデノウイルスは4人が陽性で、このうち1型と2型が1人ずつ、残りの2人はウイルスの型が判明しなかったということです。
国立感染症研究所は先月27日に公表した報告で、「国内で小児の急性肝炎、アデノウイルス感染症が増加している兆候はない」としており、厚労省は、引き続き調査を続けることにしています。