×

道路陥没現場で地盤補修工事始まる 調布市

2023年8月2日 19:18
道路陥没現場で地盤補修工事始まる 調布市

3年前、東京・調布市で外環道の工事によって道路が陥没した問題で、2日から陥没現場周辺の地盤補修工事が始まりました。

調布市では2020年10月、外環道の地下トンネル工事の影響で真上の道路が陥没し、その後も、地中に複数の空洞が見つかっていました。

そんな中、NEXCO東日本は2日朝から、緩んだ地盤の補修工事に着手しました。対象はトンネルのルート沿いの長さ約220メートル、幅約16メートルの範囲で、住宅を解体して更地にする必要があるため、買い取りや移転の合意ができた場所から工事を始めます。

工事は、セメントと水の混合液を土の中に噴射するもので、住民が懸念していた振動や騒音を抑制するため、防音パネルなどを設置して行うということです。

補修工事の期間は2年を予定しているということです。