高さ約70メートル“岩塊”を撤去へ 高速道路のトンネルの上に巨大な足場
上信越自動車道の北野牧トンネル入り口付近にある岩を撤去するため、巨大な足場が組まれた工事現場が16日に公開されました。
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群馬県安中市にある高速道路のトンネルの上にそびえ立つのは巨大な足場です。その近くには、クレーンなどが設置され、人が作業をしている様子も見られました。
NEXCO東日本・長野工事事務所 小暮英雄所長
「岩石の劣化が進んで、取り除くということで工事をすることになりました」
何かの建設現場のようにも見えますが、行われていたのは群馬県を走る上信越自動車道の北野牧トンネル入り口付近にある岩の撤去工事でした。
岩は70メートルほどの高さで将来、落石の恐れがあり、16日に工事現場が公開されました。
「NEXCO東日本」によると、2017年から準備を開始した工事は、2029年に完了する予定だということです。