上皇さま、少しお疲れの様子 2日の展覧会鑑賞は延期に
宮内庁は、上皇さまに少しお疲れの様子がみられるとして、2日に予定されていた展覧会の鑑賞を延期されると発表しました。
宮内庁によりますと、上皇さまは発熱などの症状はないものの、5月31日から少しお疲れの様子があり、1日は朝夕の散策や魚類の研究を取りやめられたということです。
上皇ご夫妻は、2日、都内で開催されている沖縄復帰50年記念特別展「琉球」を鑑賞される予定でしたが、会期は6月末まであることから、88歳という高齢を考慮し大事をとって早めに延期の判断をしたということです。
上皇后さまは「無理をしてかえって迷惑をかけるのであれば、無理をしないで」とお考えだということで、側近幹部も「大事大事をとり、あとから大丈夫だったと思っても用心するのが基本的な姿勢」と話しています。