日航機パイロット、管制からの着陸許可を認識し空港滑走路に進入
2日午後6時前、羽田空港で日本航空の旅客機516便と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突、炎上した事故について、日本航空は516便のパイロットが管制からの着陸許可が出たと認識したため滑走路に進入したと話していることを明らかにしました。
日本航空
「皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしたこと、お詫びを申し上げます」
日本航空は2日夜に会見を開き、事故当時の状況について、乗務員から「滑走路に通常通り進入し通常通りの着陸操作を開始したところ衝撃があった」と説明を受けたことを明らかにしました。
さらに、この会見の後、改めて事故の概要を公表し新千歳空港を出発した時、及び飛行中において機体に異常がなかったこと、パイロットは聞き取りに対し管制からの着陸許可を認識し復唱した後、滑走路に進入、着陸操作を行ったと話している事も明らかにしています。
国の運輸安全委員会が2日から、現地に入り事故原因の調査を行っていますが、日本航空は「全面的に協力していく」としています。