東京都内で初 女性の消防団長が誕生“活動しやすい環境作りが務め”
東京都内で初の女性の消防団長が誕生しました。
4日、東京・品川区役所では4月から新しく品川消防団長に任命された大谷敏子さんらに品川区長から消防団長の発令通知書が渡されました。大谷さんは1996年に消防団に入団し、消防団歴28年。
1947年から続く都内の消防団の歴史の中で、女性が消防団長になるのは初めてです。
品川消防団長 大谷敏子さん(72)「小さなことを積み重ねながら、消防団員が活躍できるよう頑張っていきたい。消防団員も活動しやすい環境を作るのがトップの務めだと思っている」
品川消防団は現在、所属する236人のうち76人が女性で、団員らは仕事や家庭を両立しながら災害時に備えた訓練などを行っているということです。