「大阪・関西万博」開幕まで500日…“前売り券”販売開始 「買い方難しい」…困惑の声も
大阪・関西万博の開幕まで、30日で500日。早くも「入場チケット」の販売が始まったのですが、前売り割引もある一方で、「買い方が難しい」と、困惑の声もあがっています。
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30日夜、東京タワーは、万博の公式キャラクター、「ミャクミャク」をイメージした赤と青にライトアップされました。
「大阪・関西万博」まであと500日となり、都内では記念イベントが行われました。
あわせて、30日から「前売り入場チケット」の販売がスタートしました。1日券は、いま買うと、会期中に買うよりも1500円安く、最初の2週間に入場できる「開幕券」は、前売限定で最も安い4000円です。(※1日券の価格(大人1枚) 前売り「超早割」6000円 会期中7500円)
大阪府出身タレント ファーストサマーウイカさん(東京・虎ノ門ヒルズ)
「(買うのは)開幕券(4000円)ですね。早い、安い、これは関西人、大好き」
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zeroが話を聞いたのは、さっそくチケットをゲットした女性です。
大阪府在住 チケット購入者
「ずっとミャクミャクが動いて、色が変わる」
チケット争奪戦を覚悟したといいますが…。
大阪府在住 チケット購入者
「混雑してつながりにくいのかなという懸念はあったけど、そこはなくスムーズに買えましたね。まだまだ先のことなので、未来のチケットを買ったなと」
女性のお目当ての1つが…。
大阪府在住 チケット購入者
「空飛ぶクルマですよね。映画の世界のことだったので、実際に見られるのがすごく楽しみ」
一方、東京で聞いてみると。
万博“行かない”人
「あんまり興味はないかな。わざわざ大阪に行くんだったら、万博目当てじゃなくて、ユニバ(USJ)とか難波とか、ザ・観光地に行きます」
チケット購入サイトを見た男性は。
万博“行かない”人
「『超早割』?『開幕券』の方が安い。よくわかんないですね。難しいですね、これは。購入はしないかなと」
万博“行きたい”人
「子どものためには、見せてあげたいなと」
――見るときは?
「3歳。子どもにとっても、(万博が)将来の道を考えるきっかけになるのでは」
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30日、万博会場「夢洲(ゆめしま)」では、会場を取り囲むように造られる木造の「大屋根リング」の建設が部分的に進んでいましたが、肝心の「海外パビリオン」は、まだ1件も着工されていません。
期間中、2820万人の入場を見込んでいる「大阪・関西万博」。はたして、チケットは売れるのでしょうか?
(11月30日放送『news zero』より)