【台風7号】小中学校近くで道路陥没 “8~10メートル”の大きな穴が…京都・福知山市から中継
15日朝早く和歌山県に上陸した台風7号は現在、近畿地方を北上しています。台風の周辺では活発な雨雲がかかり、土砂崩れや強風による被害も出ています。
京都府北部では、14日夜から15日未明にかけて猛烈な雨が降り、福知山市では、道路が陥没する被害が出ているということです。現場から中継です。
福知山市内を走る片側1車線の道路には、目測で8~10メートルほどの大きな陥没した穴が空いています。歩道から車道まで完全に寸断されている影響で、通行止めにするためのバリケードの設置が行われています。
道路の陥没は、15日午前8時の通報で判明し、近くには住宅街や小中学校、高校もありますが、けが人はいないということです。
京都府北部では、福知山市に加えて綾部市、舞鶴市でも14日夜から15日未明にかけて記録的短時間大雨情報が出され、1時間に90ミリから110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、各地で通行止めなどの影響が出てきています。
綾部市では土砂崩れが発生して、建物が倒壊したほか、川が氾濫して浸水が起きる被害が出ていて、市内に設置された避難所では、多くの人が不安な1日を過ごしました。
避難した女性
「風がこわい。風があったら避難しようと考えていた」
京都府北部では、台風の中心がまだ離れた14日夜の段階から猛烈な雨が降り、その後も雨が断続的に降り続いている状況です。
京都府では、15日夜遅くまで、引き続き土砂災害に警戒が必要だということです。