雄物川氾濫を想定した訓練 避難手順を確認
湯沢市で雄物川の氾濫を想定した訓練が行われ、関係機関が連携しながら住民を安全に避難させる手順などを確認しました。河川の水位など状況が変わり続ける中での対応の難しさを実感しながらの訓練となりました。
訓練は雄物川が氾濫した場合の対応方法や関係機関の連携を確認しようと湯沢市や国土交通省が開いたもので、およそ100人が参加しました。大雨で水位が急上昇し、湯沢市を流れる皆瀬川と雄物川の合流部で氾濫が発生したことを想定しました。
刻一刻と変化する河川の水位。住民の避難行動につなげ被害を最小限にするためには迅速な情報の共有が大前提となります。雄物川を管理する国土交通省の職員も湯沢市の対策本部に入りサポートします。湯沢市の対策本部が国土交通省からの情報をリアルタイムで受けられる体制を構築しました。
全国ではここ数年毎年のように河川の氾濫によって大きな被害が出ています。参加者は水位など変わり続ける状況に対応する難しさを実感しながら手順を確認しました。
湯沢市は自主防災組織の充実も図りながら市民と一体となって災害対応力を高めていきたい考えです。