×

あきたこまち600キロなどを支援団体へ贈呈

2023年11月7日 18:54
あきたこまち600キロなどを支援団体へ贈呈
フードバンク

物価の高騰が続く一方で実質的な賃金は上がらない中、食生活もままならず困窮する家庭は少なくありません。そうした家庭を支援しようとJA全農あきたがあきたこまち600キロなどを支援団体に贈りました。

JA全農あきたは生活に困窮する家庭を食で支援する団体、フードバンクあきたに対しあきたこまち600キロとトマトジュース40箱を贈りました。

JA全農あきたは2020年からこの活動を続けています。また職員などから家庭で余った食材を募り必要とする家庭に送るフードドライブ活動にも取り組み集まったレトルト食品なども併せて贈りました。長年に渡り支援活動を続けるフードバンクあきたの林多実さんは県内の生活に困窮する家庭の実情を目の当たりにしてきました。

林さんは「秋田県の賃金が安かったり働く場がなかったりそういうことも大きく影響しているとともにやはり女性の賃金の安さ働く待遇の低さというのがひとり親世帯にお金がたくさん回らない。本当に自分ひとりが生活していくのが手一杯という人たちが確実に存在している」と話していました。

物価の高騰が続く一方で実質的な賃金は上がらない中国は経済的な理由で十分に食料を入手できない人を支えるフードバンクや子ども食堂の活動に対する支援を強化する方針です。フードバンクあきたに提供された食材は子ども食堂や児童養護施設、それに社会福祉協議会などを通じて、支援を必要とする家庭に届けられます。

    秋田放送のニュース