5月1日時点の県人口90万1477人 1か月で600人余りの減少 統計を取り始めて以降最大の減少幅
5月1日時点の県人口は90万1477人で1か月で600人余り減りました。この1年間で県人口は1万7000人余り減っていて、県が統計を取り始めて以降最大の減少幅となりました。
県のまとめによりますと、県内では4月の1か月間で302人が生まれました。
亡くなった人はその5倍以上の1577人で1275人の自然減となりました。
一方、引っ越しや転勤などで県内に転入した人は2325人、県外へ転出した人は1663人で662人の社会増となりました。
これにより5月1日時点の県人口は先月から613人減って90万1477人となりました。
この1年では1万7060人の減少で、1980年に県が統計を取り始めて以降最大の減少幅となりました。
去年と同じペースで減少が進めば、県人口はこの夏にも90万人台を割り込む見通しです。
県によりますと、県人口が80万人台となれば1回目の国勢調査が行われた1920年以来となります。