台湾チャーター便通常運航も 乗客からは心配の声
3日は台湾の東部沖を震源とする地震があり台湾では大きな被害が出ています。秋田と台湾を結ぶチャーター便は4日もいつも通り運航されましたが、秋田から台湾へ戻る乗客からは心配する声が聞かれました。
午後0時半ごろ、約160人の乗客を乗せ、秋田空港に到着した台湾からのチャーター便。乗客の多くが台北や高雄など、3日の地震の震源からは離れた場所に住む人たちでした。
台北に住む人は「自分の家で棚の物が全部倒れたんで本当に大変ですね びっくりしました」と話していました。
3日の地震を受けて搭乗をキャンセルした人はいないということで、秋田空港に降り立った人たちはそれぞれ目的地へと向かいました。
一方、県内を観光するなどして秋田空港からチャーター便で台湾に戻る人たちからは不安の声が聞かれました。
「心配ですね」「(秋田に)来たばかりの時はすごくうれしかった。けど地震発生したあとちょっと心配しています」「家の物壊れているかどうかまだ分かりません」などの声が聞かれました。
今回の地震による今後のチャーター便への大きな影響はない見込みで、運航するタイガーエアも週2往復の運航を続けることにしています。