8日の県内は各地でぐんぐん気温が上昇し、5つの地点で最高気温が25度以上となりました。県内では今年初めての夏日です。たっぷりと日差しが降り注ぐ中、にかほ市の勢至公園ではソメイヨシノの開花が発表されました。

にかほ市の勢至公園では8日、にかほ市観光協会によるソメイヨシノの開花が発表されました。午前の時点ではまだ全体がつぼみの状態でしたが、午後2時すぎに発表の目安となる5輪以上の開花を確認しました。去年より6日遅く、ほぼ平年並みの開花です。

8日は朝から気温が上がり、本荘公園でもサクラのつぼみが一気にほころびました。日当たりがよく、暖かい空気に包まれることから比較的早く咲き始める温水プールそばのサクラ。由利本荘市によりますと最初に花が開いてるのを確認したのは6日でしたが、7日と8日に気温が上がったことで開花が進みました。

8日は県内26の観測地点すべてで今年の最高気温を更新しました。最も気温が上がった大仙市大曲が25.8度、次いで横手市が25.7度、北秋田市鷹巣と大館市、由利本荘市東由利が25度。今年初の夏日です。由利本荘市本荘も23.1度まで上がり、6月上旬並みとなりました。

日本気象協会は秋田市のソメイヨシノの開花を10日と予想しています。9日はこの時期らしい気温に戻りますが、週の後半にはまた平年よりかなり高くなる見込みで、まもなく県内各地にサクラの便りが届きます。