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マッチングアプリがきっかけの詐欺被害 能代市の30代男性が170万円あまりをだまし取られる "投資話を持ちかけられたときは一人で判断しないで"

2024年5月27日 11:55
マッチングアプリがきっかけの詐欺被害 能代市の30代男性が170万円あまりをだまし取られる "投資話を持ちかけられたときは一人で判断しないで"

マッチングアプリをきっかけに親近感を抱かせ投資を勧める手口で、能代市の30代の男性があわせて170万円あまりをだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。

能代警察署の調べによりますと、今年1月、能代市に住む30代の男性が、マッチングアプリで知り合った女性とやりとりすると「投資話に興味ありますか」とメッセージがありました。

その後、LINEでやり取りを続けたところ、暗号資産を取引するための実在するウェブサイトと、偽のウェブサイトにそれぞれ登録するよう勧められました。

男性は相手の指示に従い偽のサイトに5万円を入金すると、数日後に暗号資産が何倍にも増えたと表示され、その後3回に分けて、現金合わせて170万円分の暗号資産を購入・送金し、だまし取られました。

送金した偽のサイトから金を引き出そうとしたところ「税金がかかる」などと言われたため不審に思い、弁護士と警察に相談し被害が明らかになったものです。

SNSなどを使って相手に好意を抱かせ金をだまし取るロマンス詐欺の被害が、県内でも相次いでいます。

警察は、投資話を持ちかけられた際は一人で判断しないよう注意を呼び掛けています。

    秋田放送のニュース