県警察本部の新たな本部長に山本哲也氏が着任しました。山本本部長は「必要な対策は時期を逃さず行い、職員の意識改革にも努めながら、地域の治安維持に注力する」と決意を述べました。

29日に、着任した県警察本部の山本哲也本部長は愛知出身の57歳。警察庁刑事局捜査一課で特殊事件捜査室長を務めていました。

山本本部長は記者会見で「犯罪の手口、犯行使用ツール、犯罪が行われる場所、また対象、そういったことなどは全国的な情勢にも影響されながら絶えず変化をしていくものだというふうに考えております。そういった変化を機敏に察知して、県警察署員の英知を知恵を結集してしっかりと対策を講じていきたい」と述べました。

必要な対策は時期を逃さず行っていきたいと抱負を述べた山本本部長。頻発する詐欺事件について捜査人員を増やすとともにコンビニなどと協力し、水際対策にも力を入れたいと話しました。また警察官や職員の意識改革にも努め地域の治安維持に注力すると決意を述べました。

なお2年間本部長を務めた森田正敏氏は29日付で、警察庁の長官官房技術企画課長に就任しています。