「販売額の2割が利益になる」…秋田市の女性 暗号資産約174万円分をだまし取られる
SNSへのダイレクトメッセージをきっかけに、秋田市の女性が暗号資産約174万円分をだまし取られる被害に遭いました。
秋田臨港警察署の調べによりますと、去年10月、秋田市に住む60代の女性のSNS、Xのアカウントに「ともえ」と名乗る相手からダイレクトメッセージが届き、無料通話アプリのLINEでやりとりをするようになりました。
その後、相手から「大手通販サイトの海外版で商品を販売している」「販売額の2割が利益になる」と聞いた女性は、自分も始めたいと伝え、アプリでネットショップを開設。
「商品を出品するため」として、指定されたアドレスに暗号資産を送金しました。
アプリ上で商品が購入されて利益が出ていたため、相手に連絡すると「いまはネットショップの残高が足りないため、資金を増やす必要がある」と説明され、女性は指示に従って12回にわたり、約174万円分の暗号資産を送金し、だまし取られました。
信用させたうえで金や暗号資産をだまし取る詐欺の被害が、県内でも後を絶たず、警察が注意を呼びかけています。