SNSを通じて知り合い、好意を抱いた"台湾人"を名乗る女に、インターネットショッピングのサイトの運営をもちかけられたことをきっかけに、横手市の60代の男性が、260万円あまりをだまし取られていたことがわかりました。

横手警察署の調べによりますと、60代の男性は、今年6月下旬にSNSのFacebookを通じて知り合った"台湾人"を名乗る女に好意を抱き、やりとりをしていたところ、インターネットショッピングのサイトを運営してみないかなどと持ちかけられました。

男性が、住所や氏名などの個人情報を、指定されたサイトに登録したところ、女やサポートセンターの職員を名乗る相手から、運営に必要な初期費用や商品の仕入れのためなどとして複数の個人名義の口座に金を振り込むよう指示されました。

男性は、今月7日にかけて9回にわたって、合わせて260万円あまりを振り込み、だまし取られました。

最後の振り込みのあとに連絡がとれなくなったことを不審に思った男性が警察に相談し、被害が発覚しました。

詐欺被害が県内でも後を絶ちません。