航空自衛隊秋田分屯基地のヘリコプター 飛行時に部品落下か
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航空自衛隊秋田分屯基地は所有するヘリコプター1機の部品が9日になくなったと明らかにしました。飛行した際に機体から落下したとみられています。
なくなったのは航空自衛隊秋田分屯基地が所有する救難ヘリコプターUH-60Jのスクリューとワッシャーと呼ばれる部品です。スクリューは直径およそ1センチ、長さは2センチ、重さは2・7グラムのネジで、ワッシャーはスクリューをしめるときにはさむ直径およそ1・1センチ、厚さ0・1センチ、重さ0・1グラムの金属板です。救難ヘリコプターの左側の外装燃料タンクと機体をつなぐ支柱の側面に取り付けられていました。
航空自衛隊秋田分屯基地によりますと、救難ヘリコプターは9日午後2時10分すぎに新潟空港を離陸し、午後4時20分すぎに秋田空港に着陸しました。秋田空港で航空自衛隊秋田分屯基地の自衛隊員が機体を点検したところ、スクリューとワッシャーがないことに気が付きました。新潟空港を離陸する前の点検では異常がなかったことから飛行した際に部品が落下したとみて、新潟空港や秋田空港の敷地内を隊員が探しましたが見つかりませんでした。
救難ヘリコプターには現在、新しいスクリューとワッシャーを取り付けていて、秋田分屯基地の担当者は「運航の安全性に問題はない」と説明しています。