８日朝、大仙市の住宅敷地内で40代の男性がクマに襲われけがをしました。
今年、県内でクマに襲われケガをしたのは63人となり過去最多を更新しています。

警察と消防によりますと午前6時40分ごろ大仙市横堀の住宅敷地内にある牛舎の外で作業をしていた40代の男性が突然現れた体長およそ1メートルのクマに襲われました。男性は顔や背中など体の広い範囲を爪でひっかかれましたが会話は可能で病院で手当てを受けています。
現場は大仙市の太田支所から南西に3キロほどの住宅が点在する地域の一角です。

今年、県内でクマに襲われけがをしたのは63人となり過去最多を更新しています。
このうち住宅の敷地内でけがをしたのは10人となっています。

県自然保護課によりますと今年はクマの出没が多くこの傾向はこの先も続くと見込まれることから「いつでも、どこでも、誰でもクマと遭遇する危険性がある」として警戒と対策を呼びかけています。