JR鹿角花輪駅で列車に乗れないトラブル
JR花輪線の鹿角花輪駅で1日朝、駅の改札口とホームの間にある「安全バー」が下りたままとなり利用客がホームに行けずおよそ30人が始発列車に乗れないトラブルがありました。
JR盛岡支社によりますと、鹿角花輪駅には改札口を通った後、ホームへと移動する通路に安全バーが設けられています。安全バーは普段は上がっていて、利用客が往来できますが列車の運行時刻が近づき、準備が整うと安全バーが下がって移動できなくなります。
1日朝は安全バーが下がったままの状態が続き、上り下りの始発の利用を予定していたあわせておよそ30人が、ホームに行けず乗れませんでした。原因はJR盛岡の指令センターの社員が、1日朝、雪の影響を懸念して遠隔操作で鹿角花輪駅の線路の切り替え装置を点検したためです。
この点検を行うと安全バーが上がらない仕組みになっていますが社員はそれを認識していませんでした。 上り列車に乗る予定だった2人はタクシーで移動し、下りのおよそ30人はそれぞれ別の交通手段で移動したということです。