【台風6号】最接近、住民避難…去年の台風で浸水被害 宮崎・都城市
自転車並みのスピードで北上を続ける台風6号の影響で、九州南部を中心に記録的な大雨となっています。
宮崎県都城市から中継です。
宮崎県南部の都城市では、強い風とともに、大粒の雨が横殴りで痛いほどたたきつけてきます。
この雨、8日も強弱を繰り返しながら一日中降っていましたが、9日は息をするのもやっとなくらいの風と雨が降っています。
市内の川は、どの川も茶色く濁ってしまっています。
この川のそばには、住宅地が広がっています。
実はこの住宅地、去年の台風で広く浸水しました。
そのため、住民の方々にお話を伺うと、「とにかく雨が怖い」と皆さん口々に言っていました。
昨夜は避難所に避難をした方が多かったということです。
――住民の方は、どんなお気持ちで避難されたのでしょうか?
避難している間も、とにかく家のことが心配で眠れないという方や、家の外にカメラを設置しているので、その映像を遠隔で確認しながら過ごしたという方もいらっしゃいました。
1階に普段置いているものを、2階に上げるなど対策をとっていました。
川の水位がさらに上がることも予想され、今後も非常に激しい雨や風に厳重な警戒が必要です。