千葉県市川市は前市長が使っていた200万円ほどで購入した高級家具をインターネットオークションに出品していましたが、5日、300万円ほどで落札されたと発表しました。

市川市は、今年3月の市長選挙で落選し退任した村越祐民前市長が使用していた椅子と机について、「税金で高額なものを購入していた」としてオークションに出品していました。

この椅子と机は2年前に約198万円で購入されたものでした。

落札したのは市川市内の不動産業者で、最低価格は148万円ほどでしたが、約300万円で落札したということです。

落札を受けて市川市の田中市長は、「1.5倍の高値で入札していただきありがたく思っています。今後、誤った税金の使い方はしません」とコメントしています。