首骨折も…「ド・ドドンパ」事故 車両改良や乗客の姿勢に原因 国交省事故調が報告書
山梨県の富士急ハイランドのジェットコースター「ド・ドドンパ」で、乗客が首を骨折するなどの事故が相次いだ問題で、国土交通省の事故調査部会は、コースターの揺れが首に伝わりやすくなっていたことなどが原因とする報告書をまとめました。
事故原因について報告書では、開業直後に起きた逆走事故を受け、コースターの逆走防止用タイヤを増やす改良をおこなったことで、コースターの揺れが乗客の首に伝わりやすく負荷がかかるような構造になっていたとしています。
また、負傷した乗客は身構えられておらず、案内していた乗車姿勢をとっていなかった可能性が高いとしています。
国交省は今後、全国の遊園地に、乗客への注意喚起を徹底するよう呼びかけるということです。