「ド・ドドンパ」営業再開を断念 “安全の確信、具体化が困難”
山梨県富士吉田市の富士急ハイランドは、乗客が負傷する事故が相次いで発覚した「ド・ドドンパ」について、営業の再開を断念すると発表しました。
富士急ハイランドの「ド・ドドンパ」は2017年にオープンし、園内の代表的なアトラクションとして人気を集めました。
しかし、背中や首の骨を折るなど乗客が負傷する事故が相次いで発覚し、2021年8月以降は営業を休止していました。
事故を受け、第三者委員会では「運営や整備は問題ないが乗車の案内方法に改善の余地がある」と結論付けられていましたが、富士急ハイランドは13日、「安全運行を確信できる手段について具体化は困難であるという結論に至った」として営業再開の断念を発表しました。
ド・ドドンパは今後、解体されるとみられます。